「真緒!」 街の集合場所と言えば時計台の下...だけど、 今日はあまりにぎやかなところに行きたくないため、比較的静かな路地裏にあるカフェに集合となった。 由紀はわたしの姿に気づくと大きく手を振ってくれた。 わたしは駆け足で由紀のもとへとむかった。 「真緒、その目...!」 由紀はわたしの顔を見て驚いた声をあげる。 「とりあえず、中に入ろうか」 「うん」 わたしたちはカフェに入って、アイスカフェラテを2つ頼んだ。