「翔は、私と一緒になるんですよ。だって約束したから」 「約束......?」 どういうこと......? 「私と翔は生まれたときからずっと一緒で、 中学のときは2年間付き合ってた。 でも...私の親の転勤で、高校にあがると同時に翔と離れてしまった。 そのとき私たち約束したの、帰ってきたらやり直そうって」 茅さんは淡々としゃべっているように見えて、表情や目が本気で、その鋭い瞳でまっすぐにわたしを捕らえてる。 まるで、獲物に食らいつくみたいに。