「はぁ......っはあ」
学校からファミレスまで、いつもなら歩いて10分かかるのに、全力疾走したおかげで5分もかかってない気がする。
わたしは無心でファミレスに入って手洗いを済ませ、制服に着替えた。
「.........彼女、いたんだ」
更衣室で、ポツリともれた心の声。
彼女......
三上くんの彼女......。
......彼女、いたんだ.........知らなかった.........。
頭からなにかが吹き出しそう。
ものすごく叫び倒したい。
ショックでショックで......
胸の奥でなにか黒いものが渦巻いている。



