他にも、いくつかの専門科目と一般教養科目を月曜日~金曜日にまんべんなく散らした。
はじめての1人暮らしとあって、ちゃんと大学に行きなさいと両親のきつーく言われているのだ。
まぁ、最初からそのつもりなのだが。
にしても脳内から藤崎教授のことが離れられない。
もっと、いろいろ話してみたいと素直に思う。
2回生の後期からのゼミは絶対に藤崎教授のゼミに入ろうと決めた。
さて念願の1人暮らしで喜んでいたが、家事を母に任せていたので、それらを頑張らなくてはいけない。
まずは今晩の晩餐は何を作ろうか。
そんなことを漠然と考えていた。