ある日の夕方… 「もしもし」 「また居なくなった…」 「うん。」 「一緒に探してくれないか? 思い当たる場所…」 その日は凍えるように寒かった…。 別に二人の仲を切りさそうなんて思ってもなかったし… だけど大切な友達がいないのに探さないわけにも行かなくて…。 あたしは飛び出したんだ…。 寒い冬の夜 全てか崩れていくことなんて知らずに…