ここが、"東桜高校" 一度来たことはあったけど、やっぱり大きい… 私は晴れているのにも関わらず、傘をギュッと握りしめて校門の前に立った。 ここから一歩入れば、私は今日から高校1年生…! ―ドンッ 「うわぁっ」 「あ、ごめん」 人にぶつかられて、はじめの一歩はあっという間に終わってしまった。 まぁ…うん、だってそんな人がいっぱい来るとこにつっ立ってる私が悪いんだよね。 そう思うことにした。 「1組か…」 玄関に貼られているクラス表を見て、自分の教室に向かった。