「どうした?」 頬に手を当て悩む私に勇翔は聞く。 「いや……何か、可愛い女の子がワインを宣伝している図と声が急に見えてしまって……妙にリアルだったから」 「CMで見た気がする」 「あ、そっか。それだ」 きっとそれだね。 納得しました。ありがとう。 「出かけようか?ふたりきりの時間がもったいない」 「了解です旦那様」 「その前に……もう一度」 キスが永遠に続きそう。 愛する旦那様と過ごす 幸せすぎる結婚記念日です。