なた君のカノジョ

「だから、目の前に俺の好きな人いるんだってば」

いや、聞き間違いとかさっき思ってたけど、なんかさっきからあたしに聞こえてくる。

え、なんで

なんでっておかしいけど、なんで!?

「…超顔真っ赤…」
「ちょ、見ないでよ!」

は、恥ずかしい以上になにもない…!

だって、あの学年一イケメンだよ!?

「う、嘘なんでしょ?」
「嘘じゃない。中学からすきだった」

な、なな…。

さっきまで何でもなかった心臓が急に加速する。

ドクドクドクドクと、うるさいくらいに

「俺を呼び出した理由は何?」

この人…あたしのこと本当にすきなの?

「じ、実は…」

もういっその事全て話してしまえばいいんだ