なた君のカノジョ

話し終えて
「とっ言うわけで、あたしは神崎くんを呼んだんだけど…」

「じゃあいいじゃん。俺と付き合おうよ」
「なぜその考えに至るのかわからない」

なんかよくわかんないけど、迫られてる。

あたしなんか今日ついてないみたい、

「俺ほんと、大槻のこと好きなんだよね」
「…っ」

不意にそういうの言うのやめてほしい。

この人、女慣れしてんの?

「む、むりだから!あたしが!
神崎くんのこと好きじゃないしっ…!」
「これから好きになればいいんだよ」

そーゆー問題じゃない!

どうすりゃいいの…。

「あの、本当に付き合うとか好きな人じゃなきゃ嫌だし…」

別に神崎くんが嫌いなわけじゃない。
むしろ、好きだと思う

でもそれは、恋愛じゃない

きっとね


「いいじゃん付き合おうぜ」

…でもなんでかそうしてもいい気がしてきた

「…じゃあみんなにはナイショで」

なんかあたしどうかしちゃったかな?

「まじ、これからよろしく!」

そう言って笑った神崎くんに少しだけドキッとした

今日から、大槻晴空オオツキソラ

神崎陽向くんと付き合うことになりました、