「ふたりは、それを考察しては他人事みたいにしてるから可笑しくって……」
どうやら、智子さん相当ツボだったみたいでちょっと笑いすぎて呼吸も苦しげになっている。
「智子さん、ごめんなさい。でもタイプの違うイケメンふたりが並ぶと、こう迫力あるし絵面が映える感じしませんか?」
と、返すともう智子さん止まらない。
「それを言うなら、咲ちゃんとそのお友達もそうよ!カワイイ系とキレイ系が並んでると華やかだわ」
それに、春子と私は首をかしげてしまう。
「智子さんならキレイ系分かりますけど、私は普通ですよ。春子がカワイイ系なのは同感です!!」
そんな私の返しに、涼さんと智子さんと春子が顔を合わせてため息をつく。
「そう、咲ちゃんは無自覚なのね」
その智子さんの言葉に、全力でうなずいて春子が言う。
「私のはそこそこ作りこんでますが、咲のは天然なんです!なのに無自覚なので時々谷村くんが可哀想になります……」
私から視線を逸らして言う春子をジト目で見つめてしまう。
「何が無自覚よ!私なんて谷村くんや里田くんが告白してくるまで、誰にも声かけられたこと無かった非モテ女子だったのに!春子はかなりモテてたけど!」
私の言い分に、智子さんがスパッと言う。
「咲ちゃんは高嶺の花すぎて男子が寄らなかっただけよ。周囲がヘタレだったのね」
智子さんがそう言うので目が点になった。



