そんな感じでパーティーは一悶着あったが、落ち着いてきた頃里田くんと春子がやってきた。
元々今日は遅れて参加になってたふたり。
今日の春子は可愛らしいパステルイエローの明るいフレアワンピースで、可愛い雰囲気を存分に発揮。
里田くんは悠くんと似たような三揃えで、悠くんと並ぶとイケメンっぷりが眩しい……。
ちょっと春子と離れてみると、春子とふたりコソコソと言い合う。
「春子さんや、我々の彼氏は絵面が強くないかね?」
「咲さんや、それには全面的に同意する」
「やはりか、イケメンってのはこんなに強いんだね」
「まぁ、イケメンはもはや武器だよね」
という、私たちの会話が聞こえたのか後ろからクスクスと笑う声がする。
振り返ればそこに居るのは、涼さんと智子さんカップルだった。
涼さんは悠くんをさらに穏やかにしたイケメンで、智子さんはストレートの黒髪が綺麗な日本美人だ。
「ご、ごめんなさいね。なかなか楽しい会話が聞こえてきちゃって……」
大笑いしたいのを何とか耐えてる風の智子さんに私と春子はちょっと不味かったか?と不安になると涼さんが言った。
「ごめんね、智子はふたりの会話がツボだったみたいで」
と笑って言う涼さん。
「だって、自分の彼氏たちをかなり客観視してるんだもの。セレブなお嬢さんだと、それを自慢して見せびらかせて、ステータスのひとつにするけれど」



