なぜか私、クラスのイケメンツートップに告られました!


「そこで、バーテンダー諸君もカウンターには常に二人でそれ以上入れない。交代制で三十分で交代にする。
そうすればしっかり休憩も取れるはずだから!ローテーション組む為にもバーテンダーは二人一組で四組で回すから」

それに、バーテンダー組の男子八人が了承してくれた。

「給仕も四人で一組の三組作ってローテーションだから!それ以外の裏方は半分づつで交代にします!そして、席が空いたら交換でどんどん流していきます!」

上手いこと分担も決まり、明日も頑張ろうで軽くゴミなどを片付けて解散になった。

一般公開の文化祭は果たしてどうなることやら。
なんだか大変そうだぞと思いつつ帰路に着いた。

帰ってからは、裏方も忙しかったこともありご飯を食べてお風呂に入ると早々にベッドに入ってしまった。

翌朝のアラームが鳴るまでぐっすりと寝ており、前の晩に来ていたメッセージは登校中に確認する羽目になった。

そこには、谷村くんと里田くんからのメッセージがきておりどちらも後夜祭のお誘いだった。

逃げたいが、学校に行けば会うのだ。
逃亡は無理、返事も避けたいが無理だろう。

私は、一気に落ちたテンションを引きずって登校したのだった。

まず、教室にきて驚いたのは裏方のはずの春子が給仕衣装になっていたこと。

「春子、どうしたの?!」