カクテル紅茶館の事件簿録


が、ここは大人の女性の見せ所。

私はお子ちゃまの相手をすべく指定された、というかここでの私の指定席に腰を下ろす。

カウンター裏へと消えた少年を目で追いながら、これから何が起こるのだろうと思考を巡らせる。

と、ものの数秒で少年は戻ってきた。

「おらよ」

戻ってきた少年が手にしていたのはまさかのアイスティーだった。

「ありがとう。

でも私はお子ちゃまじゃないからさ、ヌイの許可なしに勝手にお店のものを貰うことはしたくないのですよ」