「は?」 「ん?」 私のどの発言に引っかかったのか少年は訝しげにこっちを見ている。 「んだよあいつ!店番する奴いるんじゃねぇかよ! くっそ!」 ここに居ない店主に文句を言っているのだろうその少年は、先日ヌイにボールを返せと言いに来たあの少年だ。 「やらせることがないならさっさとボール返せってーの。 なあ、あんた俺のボールがどこにあるか知ってんだろ?」