立地を生かし国籍を問わずお客さんがやって来る。 テーブル席でケーキと紅茶を楽しむ若者。 座敷席でくつろぐ子供連れ。 カウンターで店主と話す旅行客。 ヌイのお母さんは紅茶を入れるのがとても下手だ。 失礼だけどお世辞にも飲めたものではない。 その代わりヌイの苦手な営業アイデアは抜群だった。 そうやって、力を合わせて生まれ変わったカクテル喫茶店には今日もたくさんのお客さんが訪れる。 私はそこで、この春からウエイトレスとしてバイトをしている。