「いいよ。って言うか別に僕は怒ってないんだ。 ただ寂しかった。不安だった。 母さんはどうして僕を置いて行ったんだろうって。 何か避ける手段はなかったのかって。 でも分かったんだ。 ここ数日、葵と過ごしてて母さんの大変さに触れた気がした。 だからいいんだ。でもこれだけは問いたい。 どうして僕のところに葵を置いて行ったの?」 ヌイが出した答えは許しだった。 そして、ヌイの疑問は確信をついていた。