カクテル紅茶館の事件簿録


大丈夫だと言いながらキミはなんであんな表情をしたの?

そもそも何が大丈夫なの?

どうして……、これは葵の問題なのにキミが苦しくなるの?

どうして……、キミはそれを私に吐き出してはくれないの?

問いかけて後悔する。

だってそれに対して帰ってくる言葉は知りたくないものばかりだ。

キミには関係のないことだよ。

キミに吐き出すほど僕たちの距離は近くはないからだよ。

繰り返してしまいそうな言葉に蓋をする。