恐らく、いまの私は酷く笑える顔をしているだろう。 そんな私を、ヌイはどんな表情で見ているだろう? こんな具合に思考はクリアだ。 それでもやっぱり体は動かない。 「タマちゃん?何?僕に拭き拭きして欲しい?」 「何その子!」 ヌイの意地悪そうな問いかけにやっと体が動くことを認める。 が、出てきた言葉はヌイのどの問いかけにもそぐわないものだった。 「ん?ああ」 ヌイはあたかもいま気づいたかのような反応を示す。 「可愛いでしょ」