「いらっしゃ……って、あら。瑠梨に美結ちゃんじゃない!どうしたの?」
「今日ここでご飯食べる〜」
「そうなの?じゃあ窓際の席空いてるからそこ座ってちょうだい」
「ありがとうございます、瑠梨ママ」
「いいのよ」
お母さんは美結の顔を見ると途端に笑顔になって色々お節介をしでかす。
正直言って恥ずかしいからやめて欲しい。
「何食べようかな…」
「オムライスおすすめだよ」
「瑠梨って本当にオムライス好きだよね」
「卵は正義」
「はいはい、じゃあこのスープパスタ」
席に着くとメニューを開いて考え込む。
お母さんが側に立って注文を待つ。
一通り注文し終えると、店員さんが水を持ってきてくれた。
私たちはそれを飲み、ライブの良かった所楽しかった所を話し合っていた。
「ふとんくん…もう一度会いたい…」
「あんたさっきからそればっかりだよね」
「だって…!生歌もあんなに上手なんて…もっと好きになっちゃうよ!」
「たしかに。皆上手かったよね」
ゲストの人たちも皆上手で、なによりふとんくんとの絡みが可愛くて…。
「仲の良さが伝わってくるよね!!」
私は興奮気味に言う。
「否定はしない」
美結も同意してくれる。
「プライベートで会わないかなぁ」
なんて、誰もが妄想するであろう事を口に出す。
「プライベートで会えたとしてもウチは話しかける勇気はないな…」
「ははっ、私も〜」
きっと見て見ぬふりをするだろう。
「しかもふとんくん、見かけてもそっとしといて下さいって言ってた」
「まじ?じゃあそっとしとかないとね」
ファンとして、と付け足す美結。
勿論そのつもりだ。無駄に騒ぐ気もない。
「はい〜おまたせ。オムライスと、スープパスタね。気持ち多めにしといたからね!」
お母さんはそう言って料理を机の上に置いた。
言葉通り多めだ。むしろ大盛りかもしれない。
「今日ここでご飯食べる〜」
「そうなの?じゃあ窓際の席空いてるからそこ座ってちょうだい」
「ありがとうございます、瑠梨ママ」
「いいのよ」
お母さんは美結の顔を見ると途端に笑顔になって色々お節介をしでかす。
正直言って恥ずかしいからやめて欲しい。
「何食べようかな…」
「オムライスおすすめだよ」
「瑠梨って本当にオムライス好きだよね」
「卵は正義」
「はいはい、じゃあこのスープパスタ」
席に着くとメニューを開いて考え込む。
お母さんが側に立って注文を待つ。
一通り注文し終えると、店員さんが水を持ってきてくれた。
私たちはそれを飲み、ライブの良かった所楽しかった所を話し合っていた。
「ふとんくん…もう一度会いたい…」
「あんたさっきからそればっかりだよね」
「だって…!生歌もあんなに上手なんて…もっと好きになっちゃうよ!」
「たしかに。皆上手かったよね」
ゲストの人たちも皆上手で、なによりふとんくんとの絡みが可愛くて…。
「仲の良さが伝わってくるよね!!」
私は興奮気味に言う。
「否定はしない」
美結も同意してくれる。
「プライベートで会わないかなぁ」
なんて、誰もが妄想するであろう事を口に出す。
「プライベートで会えたとしてもウチは話しかける勇気はないな…」
「ははっ、私も〜」
きっと見て見ぬふりをするだろう。
「しかもふとんくん、見かけてもそっとしといて下さいって言ってた」
「まじ?じゃあそっとしとかないとね」
ファンとして、と付け足す美結。
勿論そのつもりだ。無駄に騒ぐ気もない。
「はい〜おまたせ。オムライスと、スープパスタね。気持ち多めにしといたからね!」
お母さんはそう言って料理を机の上に置いた。
言葉通り多めだ。むしろ大盛りかもしれない。