そう言って龍樹くんが浮かべた笑顔は、 保育園の先生よりも、いつものママよりも、 欲しかったおもちゃを買ってもらえたあたしよりも、 誰よりもキラキラしてて、 私はなぜかドキドキした。 なんでかなあ? 幼い私には理由はわからなかった。