桃華「今日はいい天気だなぁ。」

あ、思わず口に出してしまったよ。

海斗「そうだな。お前、こんな天気好きなの?」

お金持ちの篠崎海斗が話しかけてきた。

人気者らしい。近寄るとめんどくさい事になりそうだなぁ。

桃華「そうですけどなにか。」

海斗「へー。俺はくもりの方が好きだよ。なんか暗くていいよな。少しだけど。」

桃華「そうなんですね。それでは。」

私は学校の中へ入ろうとした。

海斗「あ、ちょっと待って。お前の名前は?」

桃華「真木桃華ですけど。」

海斗「桃華か。桃華のこと気に入った!これからよろしくな。」