……できた。



俺は隣をチラリと確認すると彼女はまだ、真剣にプリントをやっているようだった。



…できたら、隣同士確認しないといけないよな。



彼女、確か前に友達と話してるとき英語苦手って言ってた。



俺がしっかりしないと。



俺は妙にそわそわし始めた。



これで合ってるよな。



俺はひと通り確認をし終え、隣の彼女をじっーと見つめた。



英語の授業なんてめんどくさいから寝てたいけど彼女と接触する機会があるから寝れない。



何回も彼女の隣の席になってるのにいつまでたってもペアワーク、慣れないんだよなー。



はぁー、胸が苦しい。



彼女がシャーペンを机に置いたので俺は彼女に近づいた。



「できた?」



俺は彼女をのぞき込むように話しかけた。



彼女は俺を見て驚いた表情をしているようだった。



少し、彼女の頬が赤い気がした。



「う、うん。」



彼女はプリントを持って俺に見えるように近づけた。



ち、近い。



彼女は髪の毛を耳にかけ俺を見つめた。



「ここって、どうなった?」



俺は、彼女の仕草とかわいさで一瞬息をするのを忘れかけた。



「中村くん?」



彼女の呼びかけで俺は我にかえった。



「…ここは、ing系だと思う。文章が現在進行形だから。」



彼女はぱあっと明るく笑った。



「なるほどー、ありがとー!」



彼女は、シャーペンをもってすぐに書き直し始めた。



俺は彼女から離れて前を向いた。