この世界の子守り歌

「倒す?僕を?」
アリューゼが嘲笑する。

「身の程知らずもいいとこだね。
僕が君たちを生かしてやってるのに。」

アリューゼが再びリディアの方に向き直ると、間髪いれず
その手に持つ氷のような剣で、勢いよくリディアの背を貫く。

ザクッ

鈍い音がこだました。