私は、そのまま晴生くんとレストランに来た。
マナーすらよく分からない私は、オーダーも全部晴生くんにお任せで、年上なのにとても情けない。
「ワイン、飲んでもいい?」
晴生くんが私の顔を覗き込んで聞く。
「え?
車………?」
そこまで言って、気づいた。
これは、泊まっていい?と同義語だと。
でも、食後、また夜中まで運転させるのも申し訳ない。
私は少し考えて、答えた。
「どうぞ。
もう一室取ればいいですから。」
「ぷっ!
そう来たかぁ。」
晴生くんは、クスクス笑った。
結局、晴生くんは、ワインをオーダーした。
「乾杯!」
「お誕生日おめでとう。」
ワインを一口飲んで、驚いた。
「おいしい…」
私が言うと、
「うん、そうだね。
里奈さんと飲むワインは、また格別な気が
する。」
それを聞いて、私は、顔が赤く染まるのを感じた。
「ふふっ
里奈さん、もう酔った?」
晴生くんが楽しげに言った。
お料理は、さすが晴生くんのおススメだけあって、とてもおいしい!
「晴生くん、これ!
おいしいね。」
晴生くんも笑顔で食べている。
とても楽しいひと時だった。



