2時間後、同窓会は、お開きとなった。

私は晴生の耳元で囁く。

「私は帰るけど、二次会行ってきていいよ。
まだ、喋り足りないでしょ?」

「大丈夫。
今回は、卒業して10年の節目の同窓会だった
けど、連絡先も交換したし、来年からは毎年
ちょこちょこと会えそうだから。」

と晴生は微笑む。

「それに、一緒に帰らないと、里奈の服、
脱がせられないでしょ?」

!!!

耳元で囁かれて、顔が火照る。
耳まで熱い。

そんな私を見て、晴生は、

「ふふっ
里奈、かわいい。」

と囁いた。