晴生の番になった。
「高岡晴生です。
現在、父の会社で里奈先生と一緒に
働いてます。
10月に里奈先生と結婚の予定です。」
「えぇ!?」
「おぉ!!」
いろんな歓声で場がどよめいた。
やだなぁ…
この場面で、自己紹介…
「野原里奈です。
晴生くんと一緒に働いてます。」
それだけ言って、座った。
「えぇ!?
それだけ?
馴れ初めとか、ないの?」
私は恥ずかしくて、赤くなる事しか出来なかった。
すると、突然、晴生が私の肩を抱いて、
「あとで俺が話してやるから、あんまり里奈を
いじめるな。」
と言った。



