「………でも、私の気持ちが追いついてない
から…」
「じゃあ、どうする?
嫉妬の矢面に立つ?」
「だから、会社では、ただの同僚でいて
くれればいいじゃない。
晴生は私のためにそれくらいの事もして
くれないの?」
「………してあげてもいいけど、里奈を他の
奴に取られるのはイヤだ。」
「ぷっ!
そんな事、あるわけないでしょ?
何の心配してるのよ。」
晴生は、御曹司だし、カッコいいから、モテるのは分かるけど、私みたいな30女が、恋愛対象になるわけないじゃない。
「じゃあ、しばらくは、今まで通りにする。」
納得はしてなさそうだけど、了承してくれた。
「ありがとう。」



