「ま…まりなちゃん……お、俺 まりなちゃんの事が好きだ!!! だから、また会いに戻ってくるよ。 コレ、受け取って欲しい・・・」 たろちゃんがまりなちゃん に手渡したのは、 丸められて、水色のリボンで 結ばれている画用紙。 「これは・・・?見ていい?」 まりなちゃんはリボンを解き、 ゆっくりそれを開く。 「ひまわり・・・・・」 そこには、少し不器用な、 だけど、元気に咲いている ひまわりの切り絵あった。