Home * Love 〜始まりは、キス〜




「―――梅田さん。
伝えたい事があるの…

今日の夜、梅田さんの部屋に行っていいですか?」


「…ああ。」



*****


━━━━時刻は夜の10時。

たろちゃんと多美ちゃんを寝かしつけた後、

わたしはこっそりと梅田さんの部屋へと向かった。


高まる心臓の鼓動。


これで、
私と梅田さんの関係も終わる……


外に出て、少し空を見上げて

大きく息をした。
緊張を和らげるように。




息を吐いた瞬間。
私はその夜景に息を呑んだ。



漆黒の闇に、

星が3個、
微妙な距離で煌めいていて。

2個は寄り添うように、
近くで輝き。

残りの1個は………
その並んでいる星から離れた場所で

ポツンと取り残されたように

1人で輝いていて。




………まるで、
梅田さんと由夏さんと




私みたい━━━…


何だか、寂しい。




“って…
告白しようとしている時に

何でこんな気分になってるのよ、
―――私…”

私は目を瞑り、頭を横に降った。



「おい、何してんの?」