「分からない………でもね?
どうしようもないくらいに好き。
このままの気持ちで離れるのは…
とても、嫌。」
━━━静かに流れる沈黙の時間。
愛里は何も言わない。
アイスティーを見つめながら
何かを思っているようで。
それから、アイスティーを
1口、2口飲んで
ゆっくりと言った。
私に緊張が走る。
手、額、背中から嫌な汗がじわーっと滲んだ。
洋食屋さんの
のオレンジ色の照明が
いつもより、暗く感じた。
「鈴…もう決着つけようか。
終わりにしよう。」
愛里ちゃんの言葉の意味を理解するのに
時間はかからなかった。


