「じゃあ、行ってきます。」 梅田さんのキラキラした笑顔。 ―――私は、悲しいよ。 だって、 しばらく梅田さんとお別れ しないといけないから。 梅田さんは違うのかな。 「行ってきます、鈴。」 「行ってくるね〜」 家を出ようとする3人に 私は声を掛けた。 「私も一緒に行っていい?」 「………ああ。」 **** 大きな歩道を4人で並んで歩く。 手を繋いで。 左から 梅田さん、たろ、多実ちゃん、私 の順で、手を繋ぎながら、 最後の幼稚園の道のりを 一歩ずつ進めた。