Home * Love 〜始まりは、キス〜




*****


「1人で寝れますから………」

ケーキを食べ終えた私は
歯磨きをして、
寝室へと向かった。


そしたら、どういう訳か…
梅田さんもついてきて。



「いや、ちょっと………」

と、私の言葉に
こんな反応をするから。




もぅ…………!
これ以上ドキドキしたら
私の心臓ダメになっちゃうって!


「わ…私、寝ますから!
おやすみなさい…」

毛布を頭からかぶり、
梅田さんに背を向けた。



いつもなら
たろちゃんと多実ちゃんと
一緒に寝るんだけど。


私が風邪をひいているから、
リビングに布団をひいて
寝てもらう事にした。



「やっぱ、いいや…
おやすみ……」

そう言って、梅田さんは
部屋の電気を消した。



一歩ずつ、遠退いていく
梅田さんの足音。

私は、寝返りをうって
毛布の隙間から
その大きな背中を見つめた。



梅田さんが、寝室を出ようと扉に手をかけた時。

その手がピタリと止まり。
突然、振り返って、
こう言った━━━…

「………ごめん。最後に1つ聞いていい?」