水滴が下に落ちる中…
梅田さんはそう言って
ゆっくり顔を上げた。
バッチリと重なり合う目線。
その時、私の心は更にドキドキを増した。
濡れた髪の毛、顔。
潤んだように見える瞳を細めていて。
私はボーっとその瞳を見つめていた。
「おい?」
梅田さんの言葉で
ハッと我に帰る私。
「あ…ごめんなさい!バスタオル…!
たろちゃんと多実ちゃん何してるのよ〜
とにかく上がって下さい…」
梅田さんにそう言って
洗面所へと急いだ。
たろちゃんと多実ちゃんは
不満げに頬を膨らませ、
ブツブツ何かを言っているよう。
その2人の横を通りすぎ、
ガチャ………
洗面所に入った。
バスタオルを抱き抱え、
心拍数が上がっているのを
落ち着かせる。
何度も深呼吸をして。
コンコン
ガチャ………
何事!?
ノックの音とドアが開く音に
驚き、物凄いスピードで振り返る。
「な、ちゃんと説明してほしいんだけど。」
そこにいたのは、


