生徒だけど寮母やります!3


「一度落ちたら止まらない!全身痺れる恋の雷(いかずち)、サンダー級プリンセス、ライ!」


確かにその肌寒いキャッチフレーズがその場にいた全員の全身を痺れさせる


しかし登場したその出で立ちには、皆がハッと息を飲むものがあった


「おまえ、かわ」


クールビューティ、しかしその一言で表すにはあまりにも端正でまるでCGのような美女の姿に、思わず咲夜が率直な感想を漏らす


景もため息混じりに「わぁ」と声を上げながら、彼の元へと歩み寄った


「本当にライ?」


鋭く艶を放つ瞳と視線を合わせ、そっと頭一つ高い滑らかな頬へと手を伸ばす


「すごい綺麗だね.....。なんか、実在しないみたい。FFみたい」

「ゲームキャラかよ」

「でもほっぺはあったかいね」

「ほっぺ以外もあったかいけど触る?」


景に頬を触られまんざらでもなさそうなライ

言葉は相変わらずだ