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相生深一(アイオイシンイチ)
妖術科2年3組
鬼火使い
17歳 身長171cm
家族構成は父、母、兄2人
小学生の頃は不登校、中学生の頃は帰宅部と、人との関わりを避けて生きてきた
「って、俺の情報なんか聞き出してどうすんだよ.....」
男風呂尋問会にて
愚痴をこぼしつつも、相生は質問に対する答えを、全て隠すことなく教えてくれた
下手すればフルシカトも想定していただけあって、結斗は彼を見直し、一方的に質問責めにしたことを
「ごめんね」
と素直に謝る
「景ちゃん傷ついてたから、このままじゃダメだと思って。君と仲良くなるために、まずは君のこと知ろうと思ったんだ」
5人を代表して自分たちが考えている事を言うと、彼は『あぁそう』とでも言いたげにため息を吐き出した
6人の男子が同じ湯に浸かり、相生1人が他全員の視線を集めている異様な光景
彼は仲良くなりたいと言ってくれた結斗の顔も見ず、ゆらゆらと揺れる水面に視線を落としたまま口を開いた
「仲良くって.....冗談だろ。お前らだってあの子が強姦野郎と仲良くして、被害者の女やその友達に虐められてもいいのかよ」
「それチミが言うか」
突然出て来た『強姦野郎』『被害者の女』などの強烈なワードにドン引いた咲夜が、思わず率直な意見を口に出す
ライも呆れ気味にハッと笑うと
「なに開き直ってんだよ」
と怒りを露わにした


