「うわー策士だわーーー」
「Exactly」
咲夜とルークが顔を見合わせて鼻で笑う
相生が隣に座っている結斗の表情を伺うと、彼は満足げな表情で相生の頬にそっと触れた
「重要なのは、いかに自分たちの口から魔術科と妖術科で協力します、って宣言させるかどうか。言質とっちゃえば、あとは掌の上なんだよね」
「「アイオ固まってんぞー」」
ライは「キモ」と冷たい視線を向けつつ
「で、何企んでんだ?」
と腕を組んで尋ねた
「君たちには申し訳ないけど、修学旅行の班割は3人+3人の、魔妖混合班にすることになったんだ」
結斗の言葉に、ライ、咲夜、爽馬は顔を引きつらせ言葉を失う
「「うわぁ……」」
「先輩たちカワイソー」
「なるほどっ、班で協力し合うってわけだねっ」
一年生が小声で憐れむ声だけがリビングに響いた
班で協力して魔術と妖術の複合技____魔妖術を生み出す
もう既に、お互いのためにはお互いの協力が必要不可欠な状態が出来上がっているわけだ
それって______
景がハッとして口元に手を当てると、結斗が気が付いて心配そうに覗き込んだ


