十人の住人

22歳 5月18日①

付き合って5回目の記念日。

ここまで来ると大体のことはわかってくるもので、デートの流れなんかも決まってきていた。

まず迎えに来てもらって、そこからショッピングモールへ移動。

そしてご飯を食べ、ひとしきり話をしたらウィンドウショッピング開始。

あれが似合うだのこれは似合わないだの、なんやかんや言ってゲームセンターへ移動。

いつものようにプリクラを撮り、ラクガキしながら

「この顔はないわ〜」
「ちょっとこれ、盛れすぎじゃない?」

などと話しながらラクガキを終え、印刷待ちをする。

2つに分けて、財布にしまう。

といった感じだった。

特に不満もなければ、むしろ流れが決まってきていて自分も良樹も落ち着いてきた。