実家につき、ドアを開けた瞬間父親の姿がそこにあった。
「…父さん。」
「お前が宇宙…か?」
俺の隣で手を繋いでいる宇宙を鋭い目付きで睨みつける。
それに怯え少しずつ宇宙が俺の後ろに回る
「は、はい。はじめまして四宮宇宙です…」
俺の後ろに隠れながらも宇宙は俺の言われた通りしっかりと父親に挨拶をした。
そう挨拶した事が安心できたのか穏やかな目に代わり「よく来たね」と宇宙に手を差し伸べた。
宇宙は1度俺の顔を見て、俺が頷くのを確認したあと父親の手を取った。
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