人気者の上原はいつも不機嫌



そしたら上原から返ってきたものは……


「そんなの演じねぇと周りから怖がられるわ、情報を聞いた他の族の奴らが学校に喧嘩しにくるわで大変なことになるだろ。


俺らの族は喧嘩ばっかして、同じ高校に通ってるわけじゃないんだよ。」


というわけのわからない言葉たちで。


………はい?


上原が何を言ってるのか私には理解できない。


族……?
族ってなんのこと……?



「上原たちって………何者なの?」



全くわからないといえば嘘になる。


だって昨日の喧嘩を見てしまったのだ。
もしかして、と思い浮かぶものはあるけど…………



信じたくなかった。


ニヤッと笑う上原に、またゾッとした。




「俺ら裏では暴走族、やってんの。」