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正直言うと、柚木さんの変装はかなり似合っていた。


帽子を深くかぶるとかなりのイケメンに見える。


男の僕から見てもイケメンだ。


その出来上がりに少々嫉妬を感じながらも、僕らは家を出た。


「依頼者の家まではバスで行くから」


ぶっきら棒に柚木さんへ向けて先にバス停へと急いだ。


「はぁい。バスに乗る物久しぶり!」


柚木さんにとっては外出自体が久しぶりなことなので、勝泡り映えしない景色の中を歩くだけでも鼻歌を歌っていた。


そんな姿を見ていると、徐々に肩の力が抜けて来る。


まぁ、今日くらいは外に出てもいいかと甘い考えにまで至ってしまう。


相手が柚木さんじゃなければ、こうはいかなかったのかもしれない。