蘇らせ屋のボクとヒトゴロシのキミ

「大丈夫だよ。私誰にも言ってないから!」


「それはどうも……」


暗い声でそう返事をしてため息を吐き出した。


僕自身杉田さんのことが好きで、杉田さんの笑った顔を見たくて、つい軽率な行動を取ってしまったのが悪い。


全部、僕の責任だ。


「ねぇ、潤は死者を蘇らせることができるんでしょ?」


「まぁ……そうだね」


もう、頷くしかなかった。


「ただ、色々と条件はある」


「条件?」


相当興味深いのか、身を乗り出して聞いてくる。