蘇らせ屋のボクとヒトゴロシのキミ

同じ男として恥ずかしくなるような話だった。


「柚木さんも、あいつらに目をつけられたのか」


そう聞く僕に翔平が顔をあげた。


「わからない。そういう話は大志から聞いてなかったから。でも、もし同じ学校の女子生徒が気になったなら、きっと僕に話をしてきたと思う」


「あぁ、そうだろうな。それでお前は三浦さんを脅しに行ってたんだからな」


思わず声が荒くなってしまった。


翔平が目を見開き、そして俯いた。