蘇らせ屋のボクとヒトゴロシのキミ

「こんなことダラダラやってても仕方ないだろ」


「まぁね」


そう言うと、柚木さんは居住まいを正した。


僕もなんとなく、背筋を伸ばす。


「ごめんね潤。本当は人を殺したかもしれないって思った後から、ずっと潤を探してた」


柚木さんの言葉に僕は大きく息を吸い込み、一旦目を閉じた。


どうして?


なんで?


そんな疑問の前に自分の心臓がうるさくなり始めた。


どうして?


なんで?


その答えはきっと僕が知っている。


一番の問題は……一体、どこで?


これだった。