The unknown town


「うん、かわいいよ。ほら、ルフもどう?」

「可愛いよ!すごく」

「本当?」

 凝視されると少し照れる。けど、笑顔ならいいかな。


「さて、俺はそろそろ御暇するかな。新しい服でも欲しくなったらおいで。」

 それじゃ、と言って颯爽と出ていく姿は様になっている。そういえば、結局名前を聞いていなかった。


「ミワちゃんにちょっと話したいことがあるんだけど。」

 さっきまで笑顔で手を振っていたルフがこっちに顔を向け、また表情を変える。