The unknown town


「俺はルフ……なんだけど、外ではこの名前を呼んじゃダメだよ」


「う、うん?」

 なんで、と聞きたかったけれど、聞いてはいけない気がして聞けなかった。


「……ミワちゃん、似合う服を選んであげるから、おいで」

 ぼーっとルフの方を見つめていた私に見かねたのか、手を取り、座らせた。
どこから持ってきたのかわからない服の山から服を選び、次々と私に当てる。


「さて、どうかな」

 今まで着たことのなかったような系統の服だ。だからか少し違和感を感じる。何着か選んでもらったけど、似合っているのかわからない。