The unknown town


「夜の間は窓もカーテンも閉めてね。絶対だよ。」

「わかった……けどどうして?」


「君は傷つく必要なんてないからね。
それと暑かったり寒かったりしたら教えてね。」

 意味深な言葉をおいて話をそらされる。
傷つくってどう言うことだろう。


「……ほらほら!そんな気にしないで!
そうそう、服とかは一応あるけど地味なものしかなくってねーその格好だと目立つからこれにでも着替えて」

 渡されたのは確かに地味な服。茶色や白といった色で、ファンタジーの世界にありそうな服だ。仮にも女子高生な私からすると、ちょっと着にくい。
居候の身からすれば文句は言えないわけだけど。