チュン…チュンチュン── 私は目を覚ました。 いつもと変わらない、日付だけ変わったいつもの朝。 お母さんもお父さんも春樹もまだ寝てる。 私は大きく伸びをして、階段を降り、キッチンへ向かう。 コップとオレンジジュースを取り出し、パンをトースターにかける。 ゴクッと1口オレンジジュースを飲んだ。 冷たいジュースが朝一番の喉を刺激する。 今日もまた1日が始まる。