「そうだ」
大翔の言葉に、「よく喋るね」と返す。
「美紗って、色白だねって言われて嬉しい?」
「色白?」
「久々に会った親戚とか、ほぼ全員ほぼ必ず言わない? 『お肌綺麗ねえ、真っ白じゃなあい』『羨ましいわあ』みたいな」
「ああ……」
わかる、と少し笑いながら頷いた。
「俺それ、先週あたりに会った親戚に言われてさ。
『そんなことないよ』とか言っといたんだけど、内心、そりゃあ日光浴びませんからね、みたいな。外も出ないし、カーテン閉め切った部屋では長袖長ズボンですからね、みたいな」
「ああ……。わたしも、去年だか一昨年、正月に母親の実家行ったときに言われた。
やっぱり、『肌超綺麗だね』って。まあ、わたしは『そんなことないよ』とか返す必要もなかったけど」
わたしが言うと、大翔は「えっ……」と不安げな顔をした。
大翔の言葉に、「よく喋るね」と返す。
「美紗って、色白だねって言われて嬉しい?」
「色白?」
「久々に会った親戚とか、ほぼ全員ほぼ必ず言わない? 『お肌綺麗ねえ、真っ白じゃなあい』『羨ましいわあ』みたいな」
「ああ……」
わかる、と少し笑いながら頷いた。
「俺それ、先週あたりに会った親戚に言われてさ。
『そんなことないよ』とか言っといたんだけど、内心、そりゃあ日光浴びませんからね、みたいな。外も出ないし、カーテン閉め切った部屋では長袖長ズボンですからね、みたいな」
「ああ……。わたしも、去年だか一昨年、正月に母親の実家行ったときに言われた。
やっぱり、『肌超綺麗だね』って。まあ、わたしは『そんなことないよ』とか返す必要もなかったけど」
わたしが言うと、大翔は「えっ……」と不安げな顔をした。



