涙に逢うまでさようなら

りりいというほんわかした雰囲気の女性が紹介されたあとは、

ここちゃんという小柄で童顔な金髪の女性、

マミーという大人びた女性、

亜美ちゃんという、全ての髪の毛を使った左右で位置の違うツインお団子ヘアが似合うかわいらしい女性が紹介された。


「すごいね、これ全部君が作ったの?」

わたしが作ったものを見て、静子さんが言った。

「はい」と頷くと、「そうだよね、ななえは不器用だもん」とあきっちょさんが笑った。

「もう。あたしのいじりはいいじゃん。あきっちょ、ブレスとアンクレット担当ね、ここちゃんと。

静子は知識を活かして香りものの試作担当、よさげなものはレシピを残すように。マミーはネックレスお願い。りりいはピアスとイヤリング。最後、亜美ちゃんは……」

なんでもできるんだよな、となっちは呟いた。

「じゃあ、名前が亜美なだけに編み物やって」

なっちが全員に仕事を振ると、了解だとかはいだとか、皆それぞれの言葉で頷いた。

わたしは「どうぞよろしくお願いします」と頭を下げる。