涙に逢うまでさようなら

ぼうっとしていたせいか、スルメを食べきったところで五分は経った。

スルメの袋と引き換えにスーパーの袋からチーズを取り出し、中身を口に入れてチーズの包みも袋に入れた。

チーズを咀嚼しながらうどんを混ぜ、後入れの粉末を入れる。

チーズを飲み込み、うどんをすする。

少し懐かしくも感じるその味は、少しばかりうまく感じた。

豆電球の小さな明かりの中、冷房が部屋を冷ます音を聞きつつ、このあとの歯磨きを面倒に感じながら食事を進める。

ふと時計に目をやれば、針は十七時半過ぎをさしていた。

明日という一日も勉強に費やされるのかと思うと憂鬱になった。

ここ最近は感じていなかった、言葉では表し難いざわつきのようなものが全身を包む。